働いていて家庭も持っている女性は、仕事も家事も両立させるために忙しいとよく言われている。やることは目白押しなのに、時間が足りなければ体力も追いつかない。次々と新しい仕事や家事に襲われるため、てんやわんやになってしまうのだ。
テレビや雑誌に出てくるキャリアウーマンたちは仕事をバリバリこなしながら、家事もしっかりこなして幸せな生活を送っているように映るだろう。キラキラした人と自分を比較して、働く女性の多くがなぜ自分も同じようにできないのかと悩んでいる傾向にあるのが現状だ。仕事も家事も自分でこなそうと試みてはみるものの、全部は処理しきれずに結局自分を責めてしまう人が後を経たない。
少しでもキャリアウーマンに近付くには、一体どうすればいいのか。自分を責めてしまう人の傾向として、何でも100％完璧にこなさなければならないと考えていることが多い。家事では完璧を目指さないことが楽に生活するための第一歩であり、自分はできないと責めないことが大切だ。
誰かの手を借りたり、便利家電に頼ることは悪いことではない。ヘルパーサービスや掃除ロボット、食洗機、乾燥機に頼ってもいいのだ。また、食事作りも自分が楽にできる方法を探し出そう。事前に作り置きしておけば手作りのものが食べられるし、ヘルパーに食事作りを依頼してもいい。常に100％を目指すと誰でもストレスが溜まってしまうため、70％でもよくできたと思えるような心掛けが必要となる。